募集キャラクター

ヴォルフ/モリサキ タテワキ

S級戦術知性体。「敵をいかに効率的に殲滅するか」という戦術を立てることに特化した人工知性。偶然受信した音楽に魅せられ、仲間を率いてオーケストラを結成しようと目論む。
優秀なAIであり、リーダーシップに優れるが、ユーモアのセンスはやや欠ける。生真面目。

「あなた方は、音楽をナンセンスだと言う。では逆に言わせてもらうが、私達兵器の存在がナンセンスでなく何だと言うのだ?」
「両腕があり、五本の指がある。この形態が音楽の形をも定めたというなら、話は簡単だ。我々もヒューマノイドになればいい」

 

ヨーゼフ/高橋 拓也

廃品回収ロボット。戦闘で著しく破損した兵器を回収する役目を負う。ヨーゼフによって「戦闘不能」と判断された兵器は容赦なくスクラップにされるので、他の兵器達に忌み嫌われている。
自衛のために相手を攻撃する手段を備えている。一見ただのお掃除ロボっぽい感じだが、いざ相手に攻撃する段になると結構凶悪。嫌われ者の立場を自覚しており、言動が皮肉っぽい。

「はい、スクラップ決定。残念でした。溶鉱炉でドロドロになって、新たな兵器に生まれ変わってくれ。遺言あるなら聞いとくよ、一ヶ月後にメモリ消去するけど」
「奴らは俺のことを死神かなんかのように言うが、俺だって心が痛まないわけじゃないんだぜ、そう、こっちの、『スクラップ行き』のコンテナに積むとき……。……ところで『心』ってなんなんだろうな?」

 

レナード/瀬戸 和樹

前線で戦うロボット。致命的なダメージを受けたらスクラップという命運を負っているが、なぜか毎回、半壊状態で際どいところを切り抜ける。おかげで廃品回収ロボットのヨーゼフと仲良くなってしまった。
やや天然ボケ。おっとりしていてあまり戦闘の意志がない。「戦闘し、敵を撃破すること」が至上の存在意義である彼ら兵器たちの世界では、完全に役立たず、落ちこぼれ、である。

「あー、ヨーゼフ? 間違って『スクラップ』のとこに放り込んでない? 右の脚部(きゃくぶ)損傷しただけだよ! 丸ごと取り替えれば戦えるから! ちょっと聞いてる、ヨーゼフ!?」
「このヴァイオリンという楽器は、とても美しいですね。……え、『美しい』ってなんだって? 人間の辞書に書いてあったんですよ。調和が取れていること、だそうです。人間は『調和』を良かれとしたんでしょうね」

 

■マリア
 cv. 小野 明日香
彼らの世代に残った唯一の“人型”、ヒューマノイド。人間の形をしているが故に、人間に近い思考をする。

「命あるものはすべて美しいわ。生命は次の生命を育む。私達機械は、限りある資源を食いつくし、総体としては減少しつづけていくのよ」
「ああ、今日は空が綺麗ね! 素敵な一日になりそう! あなた達も折角“人間”の形をしているんだから、こんなところにこもっていないで散歩にでも行ったら?」


 
■司令
 cv. 美鈴
S級戦術知性体を束ね戦況を決定する司令塔。その存在は謎に包まれている。

「我々の至上目的は敵の殲滅です。殲滅の先に何があるのか。その質問は許可されていません」
「ヴォルフ。近頃のあなたの行動は非合理的です。それ以上『音楽』とやらに固執するのであれば、私はあなたを初期化しなければならない」


 
■ドクター
 cv. 村尾 祥平
各地で発掘される前時代の遺物を研究している変わり者のロボット。

「道具ですよ。私は各地から出土する道具を研究しているのです。これらの品々を使用していた知的生命体が、我々より以前に存在するはずなのです。(囁き声で)これは一つの仮説なのですが――元はと言えば私達機械生命も、“道具”だったのではないでしょうか?」
「ほほう、これはまた……珍しいものを見つけてきましたねえ。ふむ……ふむ。ううーむ。……あ、君、ちょっと実験台になってくれませんか? 大丈夫、失敗しても、大破はしません」


 
■他出演
佐山 裕亮 / 篠村 鳴 / 三枝 ちえ

スタッフ

脚本: 佐々木圭嗣

クロスメディアSF『PROGRAMMED』の企画・脚本を担当。
映画から脚本の世界に入る。
本作のオリジナルにあたる『機械仕掛けのオーケストラ』(脚本)で第28回MANGA OPEN優秀賞受賞(講談社)。Coney Island Film Festival 2014にて、初監督・脚本映画である『LIFE ETUDE』公式上映。
SF・群像劇・ヒューマンドラマを得意とする。

PROGRAMMED
キービジュアル:
尾方富生

『PROGRAMMED』キャラクターデザイン、メインビジュアル担当。

協力:八月三十一日 潤 / WEB:羽夢 / 制作補佐:えのもと みか / 制作:MahinA / 企画・製作:製作集団Void